2001年9月アメリカ ハリウッド公演リポート
(TACOさん)
※BBS過去ログ 2001年10月4日より
9月28日のUniversal Amphitheaterのライブを見てきました。Amphitheaterとは"円形劇場"という意味で、野外劇場だと思っていたのですが、そうではなく、室内劇場でした。テロ事件の影響で、入り口では、飛行機に乗る時のような、ボディチェックの機械が臨時に設置され、バッグもすべて中身を点検されての入場でした。
7時15分に開場し、8時15分ライブ開始の予定でした。8時20分には照明が落ち、えらく早い(時間どおり)始まりだなと思っていたら、HLNではなく、Jimmy Campというギター弾き語りソロの前座ライブがありました。この頃の、客の入りは6割位で、満員になるのかなと心配でした。
約30分の前座、そして約20分の休憩に続き、9時10分頃、いよいよHLNが登場しました。この頃には、キャパ約6500人の開場は、ほぼ満員で、11時15分頃まで、約2時間、最高のライブでした。
HLのコスチュームは、黒のシャツに、紺色の上下(Plan Bの中ジャケットの写真と同じような)で、靴は黒字に、赤・青・黄のマーブルチョコを貼り付けたようなド派手なものでした。ギターはChrisでした。アメリカのサイトのBBSの書き込みを参考にし、記憶している限りで、セットリストとHLのコメントを以下に記します(完璧に正確ではないと思いますが)。
- ロング・タイム,グッド・タイム
- マイ・アザー・ウーマン
- アイ・エイント・パーフェクト
- フェン・アイ・ライト・ザ・ブック
- すべてを君に
9月11日に大変悲しい事件がありました。でもルディ・ジュリアーニ(ニューヨーク市長のこと)は皆に、『自分の仕事に戻るように』と言いました。だから、この曲をやります。(テロに関するコメントはこれだけでした)
- ハート・オブ・ロックン・ロール
LA! 久しぶりです。ここで、忘れないうちにメンバーを紹介します。(まず、ホーンセクションの3人を紹介)。このバンドの作詞・作曲・アレンジを担当、いろんな楽器をこなす、サックス・ギター・ボーカルのJohnny Colla。彼は、まだほんの新人で、バンドに参加して、まだ、5、6年、きょうは大変あがっています、というのも、彼はご当地ハリウッド生まれで、今もここに住んでいます、ベースのJohn Pierce。このバンドでゴルフの腕前はNo.1、ドラムのBill Gibson。彼とは、もう23年もいっしょにやってます、キーボードのSean Hopper。以前、僕らは、彼のことを"KID(坊や)"と呼んでいました、その彼も今や3人の子供の父親、才能溢れるミュージシャン、ギターのChris Hayes。
- ジェイコブズ・ラダー
ここで、いつものようにアカペラの曲を少しやります。次の曲は、Johnnyと僕が150年前に書いた曲で、Johnnyが40年前にアレンジを変えました。
- ナチュラリー(ニューアレンジ)
次の曲は、この会場の女性の皆さんに捧げます。"60 Minutes Man "です。でも、意味はわかりません。
- 60 Minutes Man
- パワー・オブ・ラヴ
- いつも夢みて
次の曲は、ニューアルバムのタイトル曲で、観客参加型の曲です。簡単です。僕がこうやって1、2、3(指でやりながら)とやったら"Plan B"と、大声で叫んでください。練習しましょう。(1、2、3と合図。観客が"Plan B"とシャウト。)どうも、元気、ないなあ。もっと大声で。(アメリカのサイトのBBSによると、翌日のサンディエゴでのライブでは、HLは"昨日のLAより数は少ないけど(1500人)、今日の方が大声"とコメントしたようです)。
- プランB
- レット・ハー・ゴー・アンド・スタート・オーヴァー
- リズム・ランチ
- スタック・ウィズ・ユー
- アイ・ウォント・ア・ニュー・ドラッグ
- バック・イン・タイム
★ここからアンコール
- ビリーヴ・イン・ラヴ(オリジナルよりスローなアレンジで。昨年のライブと同じ。)
次の曲には、特別ゲストに参加してもらいます。ギターのSteve Lukather(TOTO)です。彼は、物静かなセッション・ミュージシャンです。
- I Love L.A.
もう少しやろうと思うんですが、時間を気にしている人がいるようです。もう11時過ぎだし、どうしましょう。じゃ、もう2、3曲やりましょう。
- バット・イッツ・オーライト
- ワーキン・フォー・ア・リヴィン
HLは、いつもの、口癖の"Are You Still With Me?"も連発していました。